先日また一つ歳をとりました。
（お祝いしてくださった方々、ありがとうございました）
誕生日だからといって特別感を抱くような気持ちも年々薄れてきて、今年も日常の中にあるごく普通の1日として過ごしました。それでも、自分の中で何かが整理されリセットされるような感覚がはっきりとあったのは事実で。
忘れっぽいので、常に思いついたことや感じたことやなどを携帯にメモするクセがあるのですが、誕生日前後のメモによると「無知の知。知らないということが恥ずかしい年齢になった。たゆまぬインプット」と書いてありました。他にも「そろそろ凛として生きたい」「潔くやめたっていい」だとか、週末に京都で遊びつくした翌朝のメモには「暴飲暴食朝帰りの日々から足を洗いたい」とはっきりと書いてありました。一瞬自分の目を疑いましたが、はっきりと書いてましたね。酒まみれで帰ってきてホテルのベッドで死にゆく間際、メモに残したのでしょう。薄れていく意識の中でも強い気持ちで感じたんだと思います。
というわけで、そろそろちゃんとしたいと思います。もう大人なんで。。
そういえば誕生日がらみの切な系エピソードを一つ。
わたくし出雲大社が大好きで、できれば毎年お参りしたいくらいのファンなのですがここ2年ほどお参りできておりませんでした。そこで今年は11月の縁結び大祭に行こう！と計画しておりまして、調べたところ今年は11/22 23 24の開催。ちょうど誕生日付近の開催だし、何だか縁起がいい！と意気込んでおりました。
〔※因みに「縁結び大祭」とは、毎年神在月（旧暦10月）に出雲で開催されるお祭り。
11月（旧暦10月）は、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、出雲ではと神在月と呼びます。〕
23日は金曜日でどうしてもOAがあるため、22日か24日で参列しようと、友人とスケジュールを合わせようとしていたわけです。
が、友人にスケジュールを尋ねる連絡をした直後、彼女の返答より先に、仕事が入り24日がNGに。（土日休みの友人のため、結局同行が無理に）
では仕方ない。一人で22日に行くか、と申し込みのハガキを出した直後に（縁結び大祭の参列にはハガキでの事前申し込みが必要）仕事が入り、全スケジュールがNGに。朝ハガキを出して、昼に仕事の話が入るという、なんともスピーディーに阻止される展開。
だったら11/17 18で、縁結び大祭中ではないけど神在月のタイミングで行くか！と考えると、するとその週末に地元から友人が遊びに来るという。
強めのストップがかかっているような感じでした。ことごとくスケジュールが合わない。なんとしても行きたい私と、なんとしても行かせない何か、のせめぎ合いみたいな。ここまで阻止されると何か怖いので、大人しく従うことにしました。
パワースポット系は、呼ばれないと行けない、ということがあるらしいので、今回私は呼ばれなかったということなんでしょうね。
縁結び大祭に行けば神様がどうにか縁を運んでくれるだろうとただならぬ期待をしていたので、その神頼み的気持ちがダメだったのかもしれません。戒めます。
しかし年明けにはお参りしたい。近いうちリベンジしたいと思っています。
とは言え、出雲に行かずに仕事をしたおかげで、くるりの岸田繁氏にもインタビューすることができました。憧れ倒したくるりの音楽。誕生日当日。私には貴重な経験の一つになりました。ありがたい。
そのうち番組でOAになりますので、よかったらお聞きください。
そんな私の最近のトピックスですが、
久しぶりに胸熱なバンドとの出会いがありました！
これはヤバい・・！
2016年に解散したPalma Violetsの元メンバー Chilli Jesson率いるバンド Crewel Intentions
10月末にデビューしています。
かっこよすぎるでしょ、これは。
そもそもPalma Violetsは、Rough Tradeの創始者でありザ・スミス、ザ・ストロークス、ザ・リバティーンズを見出したジェフ・トラヴィスが1曲だけを聴いて即契約、という破格の新人でしたが、メンバーの次のステップがこんなにいかしているとは！歓喜です。
どんだけ音楽を聴いてきても、どんだけバンドに出会っても、
自分の胸のど真ん中を突いてくる特別な音に触れた時の衝撃は、変わらないですね。
居ても立っても居られなくなるような、胸の奥が熱くなって、こそばゆいような感覚と言いますか。
Suedeを始めて聴いた時、同じような気持ちになりました。
ここ数年では、TemplesやFat White Familyを聴いた時に似たような気持ちを味わったのですが、今回久しぶりです。Crewel Intentions ありがとう！うれしい！
早くライブ観たい！
呼ぶしかない、か。そういうこともやっていきたいな！今年は！
