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UKアーティスト 3月OA分【Youngr・Mauve・CLUB KURU・Our Girl・YUNGBLUD】

· FM802,UK,音楽

ここから更新頻度を上げていきたいと思います。

実は書きかけたままの過去記事がいくつもありまして。

どどどっと更新していきます。

以下は昨年度まで遡るのですが、「WEEKEND PLUS」内でピックアップしていたUKアーティストの3月ご紹介分です。鮮度はかなり落ちていますが、どれも新人アーティストですしまだまだこれからの4組ですので、よろしければチェックを。

3/3  Remember / Youngr

マンチェスターのシンガーソングライター兼プロデューサー、ダリオ・ダーネルによるソロユニット。(因みに、父親はシンガーソングライターのオーガスト・ダーネル。幼い頃から父の姿を見て育ち、13歳の時には音楽の道に進むことを決めたのだとか)

ギター、ベース、ドラム、キーボードといった様々な楽器を一人で操り演奏するパフォーマンスで、今世界から注目を集めています。きっかけは2016年リリースの自主制作シングル「Out of my System」この曲はネット上で5000万回の再生数を突破。ヨーロッパ・全米ツアーも全てソールドアウトさせるなど、注目度も高まっています。

これまで、SXSWやラディチュードなど50以上のフェスにも出演しています。

先月初来日、ライブセットでパフォーマンスを披露。この動画は私も見ましたが、体何人分あるんだ、一人で何人分の音出すんだっていう、驚異的なパフォーマンス。(下にライブの動画もくっつけておきました)一度生で見て見たい!

去年4月にメジャーデビュー。

2/26 にニューシングル「Remember」を配信リリース。

3/10  Gold / Mauve

ブリストルの男女デュオ。

ともに15歳の時に、あるライブで初めて出会い意気投合。その後一緒に音楽を作り始めることに。(家もご近所さんで、一緒のカフェで働いていたこともあるとか?)

シンセを効かせたエレクトロポップサウンドに、前向きなワードや未来に向けてのフレーズを多用してポジティブな世界を作り出しています。

4/13 デビューEP「The art of Letting go」をリリース。

自分たちの経験や日常から切り離されたところにある世界を描いた、カラフルでポップな一枚。

「Gold」は、ブリストルのカフェやロンドンの駅などで書いた曲で、特別な人と会う前のドキドキする気持ちを描いた曲。MVもかわいいです♡

3/17  I'm Still A Man / CLUB KURU

イーストロンドン出身5人組エレクトロポップバンド。

60's 〜70'sアメリカンR&Bやソウルミュージックを愛するメンバー。

ルーツの音へのリスペクトを大事にしながらも、自分たちの解釈で新たな音を組み立て、ファッショナブルなサウンドを追求。

音に感じるレトロさしかり、レコードジャケットのアートワークやヴィジュアルイメージもレトロが一つのキーワードになったような世界観。

3/23 デビューアルバム「Giving in」リリース。

ソウル・R&Bサウンドをユニークにmixさせながら、エッジの効いたロマンチックなサウンドへと転換。耳に心地よいスムースな音です。

(男性2名が柔道を組む様子をスローモーションでしかもモノトーンでひたすら映し出すMVも、非常にシュール)

3/24  Our Girl / Our Girl

ブライトン出身の3ピースバンド。

以前(5月に)ご紹介したロンドンの4ピースガールズバンド「THE BIG MOON」のGt.Soph Nathan率いる別バンドです。女性ボーカルの逆紅一点3ピース。

THE BIG MOONのガレージ感も漂わせながら、実験的アートロックの匂いも。

2/20 ニューシングル「Our Girl」リリース。

プロデューサーにBill Ryder-Jones(元ザ・コーラルのギタリスト)を迎えた作品。

 

この3月もUK国内で細かく対バンツアーを周っているようで、Pale Waves やMagic Gangらとともに。このあたりのインディーズの横のつながりも今のUKはいい感じですね!

3/31 I Love You,Will You Marry Me? / YUNGBLUD

サウスヨークシャー出身の現在20歳。ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライターDominic Harrisonのソロプロジェクト、YUNGBLUD(去年19歳でデビュー)

ヴィンテージギターのディーラーをする父親の影響でビートルズ、ボブディラン、クラッシュなどを聴いて育ち、16歳で高校を中退してミュージシャンの道に進みます。

彼の音楽的嗜好は幅広く、アークティック・モンキーズやケンドリックラマーやエミネム、ロードなど、ロックからヒップホップまで。中でもアークティック・モンキーズの影響は、一聴すれば瞭然。ヴォーカルスタイルはアレックス・ターナーそのもの。かなり影響を受けているご様子です。

因みに英メディアは「アークティック・モンキーズとJamie Tをミックスしてスカとヒップホップの良い要素をスパイスとして加えたような音楽」と評しているようです。

3/19リリースのデビューEP「YUNGBLUD」から